【京都市中京区烏丸御池】京都市中京区烏丸にある整骨院、畠鍼灸院整骨院、京都三条烏丸治療院、本日の症例です。
本日の症例は50代の女性です。
数日前から、急に手首が痛くなり当院にご来院されました。
手首の症状で気をつけることは？
手首は、転倒などで良く骨折する部分でもあります。月状骨の骨折、手首の骨折には注意が必要です。しかしながら、今回の症例ではケガの発生機転（原因となるもの）はまったくなく、お仕事で長時間手を使用するためOver Use（使い痛み）が原因の可能性が高いと推察できました。鍼灸施術アプロ―チで痛みの緩和を行い3回程度で痛みは減少してきました。その他、使い痛みは腱鞘炎やばね指でもセルフケアでは楽になりにくい場合の症状も多々あります。
手首はどの様な状態でしたか？
手首を全く動かせない程度の激しい痛みがあり、炎症（熱感（患部が熱い）・腫脹（はれ）・機能障害（関節がほぼ動かせない）・疼痛（患部の激痛）・圧痛（触ると飛び上がる程痛い）がある状態でした。
何が原因だったの？
今回の方の症状は、使い痛みが原因と考えられます。それと季節が秋になり水分摂取が低下したこと、平素より飲酒が多い傾向のため組織の脱水（関節部の脱水傾向）にあったのが重なったのではないかとも考えられます。飲酒をすると肝臓でのアルコール代謝のため体内の水分（血液も含む）をより多く消費します。筋肉や腱、関節は水分が特に多く含まれている組織でもあります。
どのくらい治療期間と回数が必要なの？
今回の場合は、痛みだけならは2回～3回で楽になります。
その後はどれくらい手首を使用されるか、頻度と負荷に左右されます。
手首の痛みが楽になれば何をしたいですか？
手首が痛いと日常生活や仕事に支障をきたします。
特に利き手の場合は不便です。痛みは放置せずにできるだけ早期に問題解決をしていきましょう。痛くないためにも日ごろからの運動と身体のメンテナンス、食生活が大切です。
早いうちに、痛みを楽にして、楽しくすごしたいですね。
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