【京都市中京区烏丸御池】畠鍼灸院整骨院､京都三条烏丸治療院の本日の症例です。
本日の症例は子供の姿勢矯正と膝の痛みがある女子中学生です。
数日前に、部活でテニスをしていて膝を動かした時に膝からポキポキという音がなる。
数日前より、膝の屈伸運動で痛みが出たためご来院されました。
膝の症状で気をつけることは？
膝は前後に動く関節で、皆様もご存じの通り屈伸運動にとても重要な関節です。
そして若干、捻じりや横への動きもあることは一般の方はあまりご存じではないでしょう。足首を捻挫したことがあったり、繰り返し捻挫をしている方の多くは足関節からの荷重の軸が外側へズレて、腰椎や仙腸関節にうまく荷重がかからずにお尻や太ももの外側が緊張している場合が非常に多いです。
その他、運動不足の方も荷重が外側へズレている方が多いです。
足のアーチ、足首、膝、股関節は下半身の重要なサスペンションです。
うまく荷重負荷に対して、サスペンションが使えていないと、その他の膝や股関節などの関節で働き過ぎの状態が起こってしまいます。
そうなると、関節の変形や痛みが出てくるようになってしまいます。
膝関節の徒手検査と初回のカウンセリングで大きな問題や疑いがないかを確認します。
そのような疑いがある場合は、当院から専門の病院への紹介状を作成いたします。
膝はどの様な状態でしたか？
股膝関節の位置はズレていませんでした。
膝関節よりも、昔に捻挫を繰り返した、足首や足裏のアーチ（土踏まず）が偏平足や足首がグラグラになっていました。
何が原因だったの？
今回の方の症状は、膝の痛みでしたが、膝の関節や構造に歪みや筋肉の緊張はありませんでした。
それよりも、足首と足裏のアーチ（土踏まず）に問題があり、歩行、運動時にＯ脚になっていて、痛い方の脚の指にはほとんど筋力がない状態でした。
足の長年のトラブルと足の指の使い方に原因の多くが見つかりました。
ここが原因で太ももの筋肉に負担がかかって、膝のお皿がポキポキ音がなって、太ももの前の筋肉が痛くなっていました。
そして、足首が原因で長期化した歪みが、腰椎と胸椎（背中）にありました。
神経圧迫と筋力の弱化を引き起こしていたのでこちらはお子様の姿勢矯正を施術しました。
どのくらい治療期間と回数が必要なの？
今回の場合は、痛みだけならば1回～2回で楽になります。
足首や足裏のアーチ（土踏まず）はかなり状態が良くなかったので定期的に、姿勢矯正とともにメンテナンスが必要かと考えられます。
膝の痛みが楽になれば何をしたいですか？
膝が痛いと歩けなかったり運動しづらくなります。
人間は動物ですので、運動が出来なくなってしまうと、身体はどんどん弱くなっていきます。そうならないためにも日ごろの運動と身体のメンテナンス、食生活が大切です。
早いうちに、痛みを楽にして、楽しくすごしたいですね。
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