【京都市中京区烏丸御池】畠鍼灸院整骨院、京都三条烏丸治療院の本日の症例です。
本日の症例は妊婦さんの腰痛とお尻の痛みです。
【症状の経緯】
妊娠後期、数日前から寝返りや歩行、起立時の痛みが出現されました。
産科で異常はなし。足の浮腫みや血圧上昇もなし。
【お身体の状態】
学生時代から比べると運動も不足していて、下腹部の循環還流が低下、夏場の冷飲過多もありお腹周りの冷え(循環停滞)とお腹から骨盤、股関節にかけての捻じれがありました。骨盤の下の部分(腸骨と仙骨の関節、仙椎第3番付近)での関節の靭帯性フィクセーション(靭帯の引っ掛かりと歪み)がありました。
お腹の赤ちゃんが大きくなり頭部の向きも重なり骨盤が捻転していため、腰部、特に股関節部の筋肉(殿筋)が引っ張られて筋肉の緊張状態が高まり、痛みが出ていたのではないかと思われます。
【治療&指導アドバイス】
下腹部の循環還流を調整すること。引っ掛かっている骨盤に可動性(動き)を付けること。セルフケアとして無理のない範囲での歩行。(下腹部からの循環還流を増加させるため)の3つを行いました。
あと、骨盤を安定させるための骨盤ベルト(産後でも使えます)をしていただきました。
産科で骨盤ベルトを巻いてみたらとアドバイスを受けた模様で、しっかりと骨盤を安定させると痛みは安定してきます。
※妊娠後期に入ってくるとお腹が大きくなりますので骨盤ベルトがきつくなってくる場合は巻かないようにしましょう。
【治療&指導アドバイスの意義】
上記での、『歩行~下腹部からの循環還流を増加させる』とありますが、浮腫みや高血圧を予防するためにも少しづつ無理なく歩くということは重要です。安定期に入り、医師から注意を受けることが無ければ少しづつ歩くことをおすすめします。もちろん、妊娠前から歩くことが出来ている方がよりベストです。
なお、食事の指導もさせていただきました。甘い物、脂っこい物、塩辛い物をとると血液は濁ります。粘ってくるので浮腫みや血圧が上昇するのは当然です。白米、みそ汁、漬物、なっとう、梅干し、お魚、肉(赤身で1週に100g程)などのように和食をこころがけていただけると幸いです。
それでは、あともう少し。
素晴らしい、マタニティーライフを過ごしていきましょう♬
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