【京都市中京区烏丸御池】畠鍼灸院整骨院、京都三条烏丸治療院の本日の症例です。
本日の症例は30代の妊娠中期の女性です。
数週間前から、坐骨神経痛でなかなか治らないため当院を受診されました。その他、産科で問題とされる程度ではない浮腫と頭痛。
下半身から下腹部の静脈還流(静脈血の戻り)が低下、運動不足や平素からの甘いもの摂取が積み重なりさらに下半身で静脈血が停滞。その結果心拍数(心臓側)ががんばって血液循環を良くしようとするために、寒さと重なって頭痛が出現していた様子でした。
安定期には入っているのですが、セルフケアにウオーキングをしていただくと最適なのですが、痛くて歩行がうまくできません。下半身から下腹部への静脈還流の停滞を流れるようにすることと、心拍数を安定させるように鍼灸施術で調整しました。ウオーキングは歩行痛が減少してからするようにお伝えし、もちろん甘いものは減らしていただくように依頼しました。
妊娠中は、お腹の赤ちゃんの方へ血液循環が上手く行く方が最適です。
末梢が緊張する状態は、寒さや運動不足(妊娠初期はもちろん安静)、甘いものの摂り過ぎで起こります。もちろんイライラや不安感も増加します。甘い物の摂り過ぎは血管が一時的に緩んだ後に過剰な収縮が起こるからです。
鍼灸施術で自律神経調整をおこない血液循環のバランスを促していけば様々な症状が和らいでくれるでしょう。すると運動や食生活の乱れも緩和され、バランスがいい日常生活が送れることでしょう。
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