【京都市中京区烏丸御池】畠鍼灸院整骨院、京都三条烏丸治療院の本日の症例です。
本日の症例は１０代の女性です。
ピンヒールを履いていて、つまづいた時に足首を捻じったため当院を受診されました。
痛くて歩くことも困難な程度、負傷数時間後の受診でしたので患部の腫れや熱も酷い状態でした。まずは検査をして腫れているために検査時に痛みも強く慎重に行いました。足首の関節に付着している靭帯を1つ1つ確認しました。筋肉や関節、靭帯や腱、骨折の有無（骨に振動を与えて確認）負傷の発生機転（どうなってどのようにケガをしたのか）腫れや熱などの患部の程度、負傷してからどれくらい経っているのかも考慮して痛めている部位を特定していきます。
通常、腫れがきつかったりケガの損傷度合が大きい場合、全体的に激痛なので主たるケガの場所を特定するのが困難になります。解剖学、運動学、生理学をもとに的確な処置が重要となります。場所をしっかりと特定したら、固定を的確に行います。捻挫の場合、伸びた靭帯のみを固定します。
それ以外の損傷がない靭帯を固定しないようにして患部の循環が最大限なりやすくするために必要最小限の固定をします。患部の循環還流を最大限にすれば早期治癒が期待できます。そして、次回来院まで自宅で行う処置のやり方と注意事項を説明し書面でお渡ししました。患者様からは、「紙に書いてあると忘れずにできました」と言っていただいてます。
ケガをした場合は、放置やセルフケアだけで済ませずに、ケガの専門家におまかせください。
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