肩こり、肩の痛みの症例 · 10日 8月 2017

肩こり　肩の痛み

【京都市中京区烏丸御池】畠鍼灸院整骨院、京都三条烏丸治療院の本日の症例です。

女性の肩こり、肩の痛みです。こちらの患者様は、右肩の痛み仕事で右腕を良くお使いになられます。腕が腰の後ろに回らないので診てほしいとの依頼を受けました。

右の肩甲骨の動きが減少していて、四十肩　五十肩一歩手前、（肩甲骨は腕がバンザイする動きの範囲の約３０％を動きます）ということは、肩甲骨が動かないとバンザイ角度が７０％しかバンザイできないという事になります。しかし、身体はそんなに単純ではなく、どこかでかばった動作をしてなんとかバンザイできるように、歪めて身体を使うようになります。

こちらの患者様は、平素、甘いものが多く筋肉が硬くなりやすく、関節は緩く（グラグラ）しやすい傾向にありました。特に、そういった場合右肩にコリが出現しやすく、ビールの炭酸やアルコールでも右肩のこりができやすいです。

話を戻しまして、肩甲骨の動きが制限されると、今度は腕と肩甲骨の関節（ノースリーブから腕が出始めるところ）で大きく動かして動かしすぎが起こります。今回は、肩こりとこの腕と肩甲骨の関節のあたりで肩の痛みが出現していました。

厳密に言うと、肩の筋肉（三角筋）と上腕二頭筋長頭腱溝でした。

今回の施術は、腰椎部と胸椎部での姿勢を調整して、（生理的な正しい姿勢へ）

肩こりはほぐし、痛めている筋肉と腱はテーピングで固定（一定の動きのみを固定）その他は制限なく動かせるようにテーピングを行いました。

施術後は、右腕は腰の後ろに回せるようになり痛みもなくなっていました。

日常生活の要因もありますが、痛めている箇所は、微小な炎症もあるので、多少痛みは繰り返す可能性はあります。こちらの方は、最初炎症が落ち着くまでは数回施術をつづけることが最適ですとご提案させていただきました。

痛みは放置せず、痛くなったら直ぐに。また痛くならないように普段からのメンテナンス、予防をしていきましょう。

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