【京都市中京区烏丸御池】畠鍼灸院整骨院 京都三条烏丸治療院
本日の症例は、自宅でつまづいて、足の指を捻ったという方の症例です。
来院の1日前に、段差でつまづいて親指を強く捻じったということで、
来院時は、内出血も指全体にあり、歩行もできないくらいでした。
骨折を疑う位、腫れや炎症が強く、なんといっても内出血がものすごくありました。
整骨院なので、レントゲン撮影はできません。
しかし、手で行う検査で丁寧に患部を診ていきました。
例)
骨折の場合
1.折れた部分に限定した痛みがある
2.骨に沿って(つま先から根元に)圧力をかけると痛む
3.骨だけを動かすといたむ
4.振動(振動で診る検査具)で痛みがある
など
捻挫の場合
1.靭帯や腱にストレッチするような負荷で痛む
2.関節の結合部分に痛みがある
3.一点ではなく、いたみが関節全体などにある
4.振動で痛みがない
などです。
レントゲンでも細かい骨折はケガをしてすぐは写らないこともあります。
経過を良く観察して、骨折疑う場合はレントゲン撮影を受けていただく旨もご説明しました。
固定は、足の指なので足の底に分厚いものを当てると歩行がおかしくなり、後々腰痛や他の場所が痛くなったりするため
厚紙で固定具を作成し、テーピングで患部のみ(靭帯が伸びないように)を固定しました。(他の動きは固定されないようにしています)
※関節を全部固定すると、ケガが治った後の機能回復が遅いためです。
厚紙で固定したのは、骨折が仮にあったとしても、固定が十分なら、小さな骨折であれば(欠けたような)骨が正しくくっ付くからです。
自宅では、氷水で冷やすように、依頼しました。
次の日来院された時には、歩行時の痛みも減少し、内出血も半分くらいになっていました。
再度、丁寧に検査して、骨折の可能性も低く、指の靭帯を伸ばすと痛みが強く残っていたため
隣の指と一緒に固定(うまく患部を固定できるため)しました。
お帰りの際には、歩行も痛くなく(完治ではないですが)うまくケガをかばってあるいても痛みがない状態でした。
ケガも放っておかずに、また痛み止めやシップで痛いのを我慢するより、早く専門家のところで施術した方が、痛みもなるべく早く良くなるのではないかと思います。
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